【ヒッチハイク】27歳の夏、暇な社会人は何をしたか〜導入編〜
唐突ですが、ヒッチハイクってしたことありますか?
ヒッチハイクって「あまりお金を持っていない学生が交通費を浮かせるためにやる移動手段」というイメージがありませんか?
ええ、多分間違いではありません。
恐らくやってる人の大多数はそんな感じで合ってると思います。
でも今回は「そこそこお金は持っている27歳の社会人がなんか面白そうだからという理由でやったヒッチハイクの話」
をしたいと思います。
今回はその導入編です。
ヒッチハイクとは?
簡単にいってしまうと失敗を繰り返す旅です。
こんなボードを掲げながら車に乗せてください!と乞うわけですが、掲げたからと言ってみんながみんな停まって乗せてくれるわけではありません。
そりゃ、こんなボードを掲げてガードレール越しにニコニコしながら立ってるとか怪しいですからねぇ、、、
何十台、何百台という車にスルーされるわけです。
そのスルーされた中でも
- 今の人とは目があった! とか
- 窓越しに手を振ってくれた! とか
- 何か声をかけてくれた! とか
そういう何かしらの成功の兆しを見つけながらボードの掲げ方一つについても色々と改善を施し成功を掴みに行く。
そんな旅です。
日常生活の中でそんなに失敗を繰り返すことってあまりないと思います。
会社なんかだと一つのことで何十回何百回と失敗を繰り返していたら(そんな寛容な会社があれば羨ましいですが)、気づいたら窓際にいた、、、なんてこともあるかもしれません。
ヒッチハイクは失敗したところで究極的にはその日野宿するなりなんなりすればいいだけですから失敗しても気持ちはすごく楽です。
いや、野宿はすごーく嫌ですけどね。笑
ヒッチハイクの面白いトコロ
①様々な人達との出会い
ヒッチハイクでは普段の自分のコミュニティでは知り合わない人達との出会いがあります。
出身や年代も様々です。
そんな人達と出会えるというのはなかなか刺激になります。
②車内での会話
車に乗せてもらったらしなければいけないこと、、、
そう、それは会話です。
100%善意で乗せてもらっている我々にできることといったら会話しかないのです。
別に面白いことを話そうとしなくても、まずは自己紹介とヒッチハイクをしている理由を正直に話す、これだけでいいんです。
乗せてくれる人もこちらに興味を持ってくれたから乗せてくれたわけで。
きっと乗せてくれた理由とか話してくれるはずです。
そこから自然な流れで発生する会話から普段なら触れることのない多様な価値観を知ることができ、自分の世界観が広められる。
そんな経験ができるのもヒッチハイクの醍醐味かな、と思います。
③先が読めないというワクワク感
誰しも旅をするとなれば大体のストーリーラインを描いてそれをこなしていくと思いますが、ヒッチハイクにおいてはこの限りではありません。
いつ乗せてもらえるかわからないし、声をかけてもらえるまでその車がどこまで乗せてくれるのかもわからない。
だから今日の寝床すらわからない。。。
予定通りになんか進まないのです。
実際やってみて自分なんかは『東京⇒九州』だったので大体のストーリーとして本州を突っ切るルートを考えていたのですが、気がついたら四国にいました。笑
そんなハプニングもヒッチハイクの面白さの1つです。
先の読めない旅って冒険みたいでワクワクしませんか?
ヒッチハイクの必需品
①スケッチブック
マルマン スケッチブック 図案シリーズ A3画用紙 S115
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ヒッチハイクといったらコレ!
必ずA3等の大きめのものを用意しましょう。
②マッキーペン(極太)
ドライバーの方が見やすいように太いものを選びましょう!
目立てば色は何色でもいいと思います。
③モバイルバッテリー
Anker PowerCore 13000 (13000mAh 2ポート 大容量 モバイルバッテリー) iPhone&Android対応
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- メディア: エレクトロニクス
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朝満タンに充電しても意外と早く切れてしまうものです。
値段が張るものもありますが、保険として1つ持っておきましょう。
④タコ足タップ
iBUFFALO OAタップ 2ピン 3個口 トリプル分配 トラッキング防止 ホワイト BSTAD01WH
- 出版社/メーカー: バッファロー
- 発売日: 2010/03/01
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今日の寝床にコンセントが1つしかない!
なんてことも往往にしてあることです。
せっかくモバイルバッテリーを買っても充電出来なければ勿体無いです。
一個持っとくと重宝します。
ヒッチハイクをして学んだこと
①度胸
ヒッチハイクは、知らない人に声をかけたり、会話したり、人前でボードを掲げたり、、、
どれも普段なら恥ずかしいな、、、と思うようなことばかりやります。
まぁ、やらなきゃ乗せてもらえないわけだから恥ずかしがろうがなんだろうが最初は割り切ってやるんだけれども、これを繰り返しやってるうちに不思議と普通の行動になってくるんですよね、不思議と。
行動しなければ何も始まらない。
行動することで何かが起こるんです!
②礼儀
ヒッチハイクは自分が乗せてくれる車を「捕まえる」でもなく「取ってくる」ものでもありません。
いくら自分が試行錯誤を繰り返した結果、乗せてもらえることになったとしてもそれは自分の実力ではありません。
相手の善意があってこそ、ヒッチハイクは成立しているんです!
いくら疲れていても車内で勝手に寝るなんて言語道断!
逆に運転者の眠気を覚ましてやる!くらいの気持ちで会話をしました。
それがこちらからできる最大のお礼だと思ったからです。
やはりお互い出会ったばかりの関係ですから、乗せてくれたとはいえ、多少なりとも警戒心はあると思います。
私はこの会話をすることで緊張感を和らげようと考えました。
どうすれば相手は安心してくれて、こちらの誠意が伝わるか
こんなことを考えながら人と接する。
これが「礼儀を学ぶ」ということなのかなーと思います。
さて、今回は導入編としてヒッチハイクとはなんぞや というところを書いてみたのですが、次回からはいよいよ本編の始まりです!