【ヒッチハイク】東京IC〜海老名SA
こんにちは。
あけましておめでとうございますm(_ _)m
気が緩んでいたらもう新年になっていました。。。
今年も何卒何卒よろしくお願いしますm(_ _)m
ということで前回の続き
〜前日の夜〜
前日まで仕事だった為、お互いヒッチハイクの準備を全くしてなく、前日23時あたりから持ち物の話に。。。
平良:「持ち物って何持ってく?」
僕:「スマホの充電器と着替えくらいかなー。あとスケッチブックとぶっといマッキー。」
平良:「レジャーシートは?」
僕:「は?」
平良:「あと薄い毛布と懐中電灯が必要やな」
僕:「ちょい待って!何すんの?」
平良:「これないと寝れないんだよなぁと思って!」
そうです、彼はヒッチハイクで宿にありつけないこと前提で野宿する気満々なのです!!
これについては何も考えてなかった……。
前日の深夜にとてつもなくやる気がなくなりました 。。。
〜ヒッチハイク初日〜
2017.8.11 天候はあいにくの雨。。。
前日の話の流れから「あいにくの雨」という表現をこれほどまでに実感したことはないかもしれない。
絶対に野宿はしたくねぇ!!
とりあえず、8:00に集合場所である田園都市線用賀駅に向かい、友人と合流。
会った途端から野宿の話になりここでまたテンションが下がる。。。
なんで用賀駅が集合場所なのかと言うと、ヒッチハイカーの中では聖地となっている東名高速道路の起点である東京ICがあるから。
ちなみに場所はこんな感じのところ
学生の夏休み、強いてはお盆休みということもあり、この日も朝早くから何組かのヒッチハイカーが既に陣取っている。
一旦、作戦会議を兼ねて朝食を取るために近くのマックに寄り、彼らの様子を伺う。
交通量は多いのだが、なかなか乗せてくれる車がない。
不安だ……
とりあえず、ブログに載せるために今回の意気込み 等々YouTuberごっこ的な感じで撮影。
〜ヒッチハイク開始!!〜
時刻にして9:30、ついにヒッチハイク開始!
先客のヒッチハイカーに挨拶を済ませ、我々も所定の位置に。
この時、この場にいたヒッチハイカーは1人。
彼は夏休み真っ只中の学生で、実家の愛媛までヒッチハイクで帰るため、我々よりも早く8時過ぎくらいから始めているとのこと。
そんな彼がスケッチブックで掲げていたのは
「大阪方面」
彼の後方に陣取り、我々もヒッチハイクを開始した。
ちなみに我々がスケッチブックに掲げたのは「海老名SA方面」
前方に陣取る学生クンが大阪方面で苦戦しているのを目の当たりにしたため、そんな遠くまで行く車はなかなかないんだろうと判断。
我々は逆に近場を提示して目を惹き、止まってくれたら直接交渉するという算段だ。
いよぉぉぉし、始めっぞ!!
と、意気揚々とボードを掲げる。
だがしかし、そんな簡単には車は止まってくれず、、、
そして次第に無口になり、、、
1時間経過。
ヒッチハイクをナメてたわけじゃないけど、マジぜんっぜん止まってくれない!!!
中にはわざわざ歩道側の車線に来てパッシングして中指立てて去っていく車もあったりと、、、
事前にネットで調べて半日やっても一台も車が止まらなかったみたいなことも書いてあったし、そんなもんかー、、、とは思ったけども、初日から「ヒッチハイク出来ませんでした。今日はマックで夜明かしです」なんて今後のメンタル的にNG、、、
とりあえずまたYouTuberごっこして鬱々とした気分を紛らわす。
いやー、なんか動画撮影してるとテンション上がるね!
その前までクッソ無言だったのにイッキにアゲアゲになりました↗︎↗︎↗︎笑
平良なんかは
「タワレコタオルあるんだけどそれ掲げてみる?勝手にスポンサーついてる感出す作戦!笑」
とかわけわからんことも言っていたが、
「よし、やるか!」
と、もうとにかく楽しくやってる感を出す作戦に出た!
これがね、もう効果バツグン!!
同じヒッチハイカーや通りすがりのおじさんに声をかけてもらったりすることに成功。
※なお、車は止まってくれない模様
ただ、前よりかは確実に運転手と目が合うし、わざわざ窓を開けて「頑張ってー!!」と声を掛けてくれる御一行もあり、すごく元気になりました。
そんなこんなしていると、最初に挨拶した学生さんの隣になにやらスーツを着たお兄さんが登場。
そのスーツのお兄さん、ガードレールに腰掛けて何やら「浜松方面」と書かれたボードを片手に持ってヒラヒラとさせているではありませんか!
どう考えてもこれからヒッチハイクをするといった格好、態度ではないような、、、
「あの感じじゃ乗せてくれる人いないだろ…一緒にいる学生クンかわいそう…」
とコソコソ話しているとなんと一台の車が我々の前に止まった!
見るからに人でいっぱいの軽自動車なのだが、
「1人イケますよ( ՞ਊ ՞)☝︎」
とのこと。
我々は2人。
ソッコーで断念。 残念(T-T)
代わりに朝早くからいる学生クンに声をかける。
すると、
「はい、どうぞ」と言わんばかりに一番後ろの扉が口を開き、その車は彼を乗せて旅立った。
遠くなって行く車のリアウィンドウから体育座りしている彼が見えたような気もするが、多分気のせいだろう。。。
さて、気を取り直して再開!
のはずが、とても違和感がある。
俺ら3人だったっけ?
そう…スーツのお兄さんがいつの間にやら我々の横にいるのである。。。
スーツ兄:「じゃ、こっちチームにお邪魔しちゃお(・ω<) テヘペロ」
しちゃお、って…。
とりあえず平良と「ハハハ…」みたいな感じでその場はやり過ごしたのだが、はっきり言って、、、ねぇ、、、
と、この時は思っていたのだ。
この時までは……。
ちなみにそのスーツのお兄さんは知り合いの結婚式の二次会に参加するために名古屋までヒッチハイクをするとのこと。
二次会の時間は18:00。
現在時刻は11:00ちょい前。
名古屋まで300kmちょっと。
(ノンストップでだいたい3.5時間)
本日はお盆ウィークの初日。
(道路状況はお察しください)
………。
大丈夫なのか?
楽しくお話ししていると、もう1人ヒッチハイカー登場!
この方も学生っぽい方で、「大阪方面」のボードを持っている。
スーツのお兄さんが、その子に話しかけに行った瞬間、
「あ、俺ら前の方に行ってますねー」
とその場からの離脱に成功!笑
またもや学生さんには申し訳ないけど、そちらはそちらで、こちらはこちらで頑張るよ!的な感じで再開。
「危うくあのままだと今日は東京で終了だった、危ない危ない」
と平良と話していると、奥の方でスーツのお兄さんが手招きしながら我々を呼んでいる!
スーツ兄:「お二人さん、乗せてってくれるってよ!」
マジっすか(´⊙ω⊙`)
我々がヒッチハイクしているのを見て高速入らずにわざわざ側道に逸れて戻ってきてくれた方がいらっしゃるらしい
その方がスーツのお兄さんに声をかけ、スーツのお兄さんが他の人も乗せて行ってあげられないか交渉をしてくださったようだ。
あのぉ、、、
スーツのお兄様!!
今までボロカス言ってごめんなさい!!
ありがとうございます!!
もうその後からはスーツのお兄様に対しての我々の対応が良いこと笑
全く調子のいいことこの上なしで、テノヒラクルーとはこのことなのだな、と。
スーツのお兄様、マンセー*(^o^)/*
〜海老名SAへ!!〜
乗せてくださる方にご挨拶をし、とりあえず海老名SAまで送ってくださることになった。
乗せてくださった方は埼玉に住んでらっしゃる29歳の男性で、これからご友人と浜松に行ってうなぎを食べに行く約束をしているそう。
ご友人とは別々に浜松に行くので、1人で浜松に行くのもつまらないし、折角だから乗せてあげようと思ったとのこと。
感謝!!m(_ _)m
それにしてもその場にいたヒッチハイカー全員(計4人)を乗せてくださるとは。
ヒッチハイク経験者の中でもこんな大勢でお世話になった方はいないのではないでしょうか?
車内は乗せてくださった29歳男性、スーツさん、学生さん、平良、自分の5人。
自己紹介や他の方のヒッチハイク経験談等々で盛り上がりました!!
ちなみにスーツのお兄様のお仕事は自由業で、仕事で遠方に行く時もヒッチハイクで行くらしい。
まさに自由人!!
みんなでLINEの交換もしつつ、途中、渋滞に嵌るも1時間半くらいで海老名SAに到着!
記念撮影して、皆で健闘を誓い合いお別れ。
乗せてくださった方にはお別れする時
「俺はここで少し休憩するから、しばらくヒッチハイクして乗せてくれる人いなかったら連絡して!浜松までなら乗せてあげるから!」
となんとも優しいお言葉を頂いた。
なんて良い人なんだ。゚(゚´ω`゚)゚。
出会いは一期一会といいますが、なにかキッカケを作ってまたお会いしたい方だなぁ、と思いました。
と、いうことで今回はここでお終い!
ヒッチハイク初日の前半は東京IC〜海老名SAまで移動しました!
距離にして30kmちょっと。
果たして初日はどこまで行けるのか??