【ヒッチハイク】2日目前半 大阪府吹田市〜
〜あらすじ 〜
東名高速道路の始点、東京ICから出発した我々は14時の時点でまだ海老名SAと、今日の目標である大阪まで6%くらいまでしかきていないことに焦る。
が、しかし、ヒッチハイク再開から10分後
19歳の大学生コンビに声をかけてもらい、なんと行き先は大阪。
そんなに苦労することなく1日目での大阪入りを確定させたのであった。
〜さぁ、2日目!〜
まずは一応これを見ていただきましょう。
お気付きでしょうか?
前回の記事を見てくださった方、集合時間は何時でしたでしょうか?
そうですね
8時です。
では、動画では今何時と言っていたでしょうか?
そうですね
11時です。
つまり3時間の遅刻。
何故か。
〜朝の顛末〜
それは遡ること約5時間前、、、
昨日は夜も遅く、かなり疲れていたので漫喫に着くや否や速攻で床についた私は8時集合とのことだったので6:30に起床し、シャワーを借りるためにフロントに連絡。
今の漫喫はどこもそうなのかもしれないけど、ここの漫喫はいちいちフロントに行かなくてもPCでチャットすれば連絡が取れるので非常に便利。
私:「おはようございます。今からシャワー使えますか?」
店:「おはようございます。今からだと予約で8:00くらいになりますが。」
私:「じゃ、それでお願いします。」
店:「かしこまりました。お時間になりましたらお呼びしますのでお席でお待ちください。」
私:「わかりました。お願いします。」
こんな会話がチャットでなされるのである。
便利だなぁ〜、と感心しつつも8:00にシャワーだと待ち合わせ時間に確実に間に合わないので岬氏にライン。
どうやら彼も予約してて自分の一個前の枠らしい。
が、7:00ちょっと過ぎた頃、先に岬氏が呼ばれる。
と、いうことは自分もそのまま繰り上がって
「8時間に合うじゃん!」
という期待を持って待つこと
2時間!!
ようやっとシャワーを浴びることができました(°_°)
特に文句は言わなかったけども完全に店員さん忘れてたでしょ!今予約取ったでしょ、今!!
とか不満タラタラ漏らしながら10分で済ませました。
だったら夜のうちにシャワー入っとけよ!という話をされれば1発KOなんですが。笑
さらにこのダラダラとした午前中に拍車をかけたのは9:30にロビーに現れた私に対して怒るでもなく
「まぁ、気楽にいこう!」
と発した平良岬の言葉。
自分としては1時間半も遅刻したわけだからこの言葉にすごく救われたのだが、漫喫を出て道中
私「自撮りで動画撮るのキツイわ、セルフィー欲しい」
岬「買っちゃおう!」
遅刻した挙句、動画撮ることへの文句を言うとか自分、クソ我が儘かよ!
と、今になって思うのですが、流石は「気楽にいこう!」と発せられた平良岬氏、ノリが軽い!
結局セルフィー買うために家電量販店2件ハシゴし気がつけば時刻は午前11時。
〜3回目のヒッチハイク開始〜
3回目のヒッチハイク場所は高速道路のすぐそばではあるが、インターチェンジが近くにあるわけでもなく、ほんとにフツーの一般道といったようなところ。
ここから高速に乗れるのかな ↘︎↘︎↘︎
という若干の不安が残る中、岬氏と協議の末、今日は「岡山・広島」を目標に設定した。
せっせとスケッチブックに行き先を書き込んでいると岬氏、
岬「秘策があるんだけど」
コンサルティングを生業としている岬氏、どうやらなにか閃いちゃったらしい。☆彡
岬「同じ道路上で2人前後に少し間隔を空けてヒッチハイクしよう」
なるほど。
確かに我々、昨日は何も考えず2人同じ場所でヒッチハイクをしていた。
これを別場所で各々やることによって成功率は2倍に上がるという算段だ。
なんだ、コイツ、、、
天才かよ。٩( ᐛ )و
そして我々はこの戦略を【二重並列陣形】と名付け、完璧な布陣を敷いた。
すると、10分ほど経った頃だろうか
まずは前衛の岬氏が信号待ちしている運転手さんに先制のアイコンタクト。ʕʘ‿ʘʔ
なにやらボディーランゲージでコミュニケーションを取っている。
それに続いて後衛の私が最後の一押し!
運転手さん、やれやれといった感じでそばのファミレスの駐車場にピットインしたのだった。
運転手さん、この完璧な布陣に成す術なし。
(こんなに早く成果を出すとは。。。)
【二重並列陣形】恐るべし。
〜3回目のヒッチハイク成功〜
ファミレスの駐車場に入ってくれた車はハイエースだった。
どこかの業者の方かな?
と思っていると、ドアが開くと男女7人(うち子ども3人)もの人が乗っていたのだ。
運転手さん「俺ら広島方面には行かないよ〜」
と言いながら出てきてくださったのだが、一緒に乗っていたお子さんが
「あのお兄ちゃん達暑い中可哀想だから乗せていこうよ!!」
と言って聞かなかったそう。
なんていい子達なんだ。
まじナイスプレー(╹◡╹)
聞くところによると、こちらの皆さんは小学生の頃からの友人で、今日はそれぞれのお子さんも連れてこれから淡路島に遊びに行くところなのだという。
我々の向かいたいところとはちょっと違うが、ご好意で淡路島に入る手前のPAで降ろしていただけることになった。
車内では小学生の子ども達が一様に手のひらサイズの手裏剣状のものをクルクルと回してキャッキャキャッキャやっていた。
聞くとこれはハンドスピナーというもので小学校で今流行ってるらしい。
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なんかヒカキンもこんなの買ってたような気がする。
前方の席に座っていたお母さんによると、子どもがスマホゲームをやりすぎているときに渡すとスマホいじるのやめて回し始めるから重宝しているらしい。
へぇ、便利グッズだなぁー。
と感心していると、なにやら前の方が騒がしい。。。
〜想定外の事態〜
運転手さん「あ、あのさ、ヒッチハイクの2人さ、わりぃ、PA過ぎちゃった。」
え。ーーー
私は過去最速クラスでスマホのロックを解除し、現在位置を確認した。
我々の眼前には青い海、大きい橋。
そして、その奥には観覧車みたいなものが確認できる。
間違いない
「淡路島だ」
淡路島というと、突っ切ればそこはもう四国、徳島県。
目標の岡山、広島からは外れてしまう。
運転手さんはしきりに「大丈夫?大丈夫?」と我々に気を遣ってくれているが、車はどんどん淡路島コースへ。
じゃ、じゃ、じゃあ、緊急会議を開催です。
東京から九州行くのに四国を経由する人ってどのくらいいるのだろうか。
おそらくほとんどいないのではないか。
さらに我々は帰ることも考えると残り3日もない。
果たして目的地の佐世保まで行けるのか。
そんな不安がよぎり、淡路SAで降ろしてもらい、徒歩で上り方面SAへ渡って本州にUターンすることも考えた。
だが、急遽開いた会議は岬氏の一言で大筋合意する。
「俺、47都道府県で唯一徳島県だけ行ったことないんだよねー」
平良岬氏は生業とするコンサルの仕事で毎日全国出張している忙しい身。
そんな彼でもまだ徳島県だけには行ったことがないらしい。
「したらさ、行くか。」
半ばノリな感じではあったが、今日は
「気楽に行こう!」
この一言で始まっている。
「このまま淡路島でお願いします!!」
淡路SA到着。
時刻は14:00。
果たして佐世保まで行けるのか。。。
2日目前半
走行距離:56km
東京インターから約556km